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【南林間・鶴間】うつわとカフェ栞|和風陶器好き必見!料理にピッタリ益子焼でランチ♪和スイーツも充実♪

大和市南林間「うつわとカフェ栞」かぼちゃコロッケ5
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気づいたら2時間滞在してしまった、まるで陶器の美術館のようなカフェをご紹介。

目からウロコの穴場アートカフェ「うつわとカフェ栞」が登場です。

南林間駅と鶴間駅から徒歩14分程にある、2023年5月17日(水)にOPENした「うつわとカフェ 栞」を紹介していきます!

記事内容は取材日時点の情報となります。
最新情報はお店のSNS等でご確認ください。ページ下に店舗詳細があります。

目次

西鶴間小学校から徒歩5分!「うつわとカフェ栞」ってどんなお店?

料理がイキイキする陶器、益子焼カフェ

大和市南林間「うつわとカフェ栞」外観入り口

小田急江ノ島線南林間駅と鶴間駅の両方から徒歩14分程で着く「うつわとカフェ 栞」。

やきもの(陶器)と手作りの週替わりランチやスイーツ、コーヒーのお店です。益子で直接仕入れている陶器類も販売。

住宅街の中にあります。営業中は外にのぼりが出ています。訪問日は雨のためのぼりは出ておらず。

晴天時はこんな感じです。

地域家族しんちゃんハウス西鶴間の裏手にあり、南林間六丁目公園の目の前です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」目の前の南林間6丁目公園

公園の隣に駐車場2台分あり。下記写真の看板横から入ると右側の「栞」の目印がある位置です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」駐車場

西鶴間小学校からだと北に徒歩5分位の距離です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」外観と看板

外観は木壁の後ろの洋館かと勘違いしますが、壁づたいの奥にお店があります。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」外観入り口

奥に入ると玄関前に蹲(つくばい)と筧(かけひ)が!日本家屋らしい風情がありますね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」かけひとつくばい
鉢がつくばい。水の流れる竹がかけひ。

お店の玄関前に看板があります。本日のランチの献立です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」看板

こんな感じでランチを出してくれます。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」本日のランチ2

陶器が好きな方なら色めき立つお店です。

料理はもちろん、食空間全体が美術館ギャラリーのような場所だからです。

グルメなのに陶器が先の紹介になりご容赦を!すごい空間で!

店内雰囲気は以下の写真で確認してみてください!写真タップで拡大できます♪

母娘で2023年5月から開店した「うつわとカフェ 栞」。たくさんの陶器は栃木県芳賀郡益子町にある益子焼です。

益子焼の特徴は、厚みがあり、ぼてっとした形です。指に馴染み、もっと触りたくなる手ざわり。料理を引き立てます。

毎年春秋に開催される益子陶器市が有名。約600のテントが並び、春秋合わせて60万人ほど来場者が押し寄せる一大イベントです。

35年以上前から受け継がれた「うつわとカフェ 栞」の歴史

大和市南林間「うつわとカフェ栞」陶器コーナー15

もともとこの場所は20年ほど、陶器店の「やきもの栞」だったのです。益子焼と信楽焼、備前焼など窯元に行って買い付け、壁を埋め尽くすほど揃えました。横浜や東京都内から陶器通が次の陶器通を伴って訪れる場所だったそうです。

当時の店主はお母様。娘さんは、朝4時起きで陶器仕入れをしながらお店を営むお母様の背中を見て育ちました。

そんな陶器店をたたんで15年ほど経ち、次は娘さんが「うつわとカフェ 栞」をお母様と開きました。

やきもの栞では、陶器の良さをわかる方が、同じく良さがわかる方を連れてくる循環がありました。

そもそも本に挟むしおりは、こっちの本とこっちの本の間でつながっていると言う意味で「栞」という意味合いだそうです。

お茶の世界では枝折戸/栞戸(しおりど)と言うものがあり、ここから先がお庭ですよ、と建物と庭を繋ぐ役割とのこと。

こっちとこっちをつなぐ。

お客様と器の間をつなごうと思い、店名を「栞」と命名。(修学旅行の栞は修学旅行と自分の間をつなぐしおりを指します)

途切れない思いが込められてる「栞」ですね。

掘りごたつの下の竹は、夏仕様で店主のお父様が作ったもの。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」掘り炬燵下2

竹の上のテーブルも手作りです。一枚板から作ったそうです。

店内にある階段箪笥もお父様のお手製。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」階段箪笥
大和市南林間「うつわとカフェ栞」階段箪笥別角度

メニュー立てとペーパー立てもお父様お手製。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」手作りのメニュー立てやティッシュ立て

玄関の椅子も、照明器具もお父様お手製。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」玄関1
大和市南林間「うつわとカフェ栞」内観置物

お父様が家具職人の方かと思いますよね。

本職ではないですがものづくりが得意で、桜ヶ丘でおもちゃ修理のボランティアもされています。おもちゃ修理ご希望の方はご相談できますね。

陶器の目利きのお母様と、
家具作りができるお父様、
健康な料理作りに長けた娘さんが作り上げるお店ですね。

娘さんは保育園の給食担当や、病院の食事担当を長くご経験。栄養バランスと食べやすさを優先した料理を「うつわとカフェ 栞」で提供してくれます。

全部で18席。落ち着いて2時間は長居してしまうほどでした。

築50年ほどの和風の家屋です。

インテリア好きな方がビビッとくるポイントもご紹介。

床はチーク材。30年ほどの経年変化で、薄いベージュから赤みのある色に変化した濃淡ある味わいの床です。インテリア好きはビビッと来ますよね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」内観3

ワックスをかけないでツヤが出ています。木が油を出すチーク材。その床を「やきもの栞」の頃からお客さんが来て歩いたりしていたことが良かったようです。人が歩いて馴染んできたチーク材の色です。

もう一つ、インテリア好きが気になるのは、よしず天井。茶室や数寄屋造りによく見られます。ヨシの茎で編んだすだれのようなものです。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」よしず天井2

京都の和風建築の玄関に日よけで立てかけてあるようなすだれをイメージすると近いと思います。

家が店になる、珍しいパターンです。大和市の青木工務店が当時から担当し、カフェとしてオープンする時も改装を担当されました。

そんな伝統のある家屋では、現代的な一面も。決済方法は現金、カード、電子マネー対応し、Instagramも開設!最新情報がわかるようになっています。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」会計周り
大和市南林間「うつわとカフェ栞」営業案内

「うつわとカフェ栞」でプレミアムな食事体験!ここは鎌倉?いいえ、大和市です♪

大和市南林間「うつわとカフェ栞」本日のランチ1

伝統的なインテリア空間で、手で触れられる芸術品で食事ができるプレミアムさが「うつわとカフェ 栞」の凄さです。

一軒家のお店なので貸切している気分になれます!

大和市南林間「うつわとカフェ栞」茶碗1

口当たりの良いお茶碗です!

入っているのはそば茶。(アレルギーがないか確認してくれるのでご安心を)

大和市南林間「うつわとカフェ栞」そば茶1
大和市南林間「うつわとカフェ栞」そば茶2

訪問日の週替わりランチは、

鶏ごぼうの炊き込みご飯
かぼちゃコロッケ
ねじりこんにゃくの煮物
きゅうりの酢の物
すまし汁 です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」本日のランチ3
大和市南林間「うつわとカフェ栞」本日のランチ4

真ん中のメイン皿がスクエアや楕円です。だいぶ印象変わりますよね!

例えば6人来たら、同じものを頼んでも全員違う器になると言うこと!見比べて楽しめます。

うつわとカフェ栞の店名に納得。

違う器に盛り付けると違う趣に見えます。写真を撮らずにいられません。(5分ほど眺めて器を愛でていたかもしれません)

「今撮らなきゃ」「料理はあったかいうちにすぐ食べなきゃ」のせめぎ合いでした。

陶器は食洗機OKです。今は作家さん達が研究して粘土に気を使って食洗機対応しているそうです。もともと1300度で焼いています。

鶏ごぼうの炊き込みご飯からご紹介。

ご飯が沁みます。ひとくちにじんわり。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」鶏ごぼうの炊き込みご飯2

ここに来て初めて、食べたかった気持ちを思い出す感じがします。温かい和食ごはんです。

こういう和食ごはんを求めている人が多いと思います。

かぼちゃコロッケです。

甘みがキツすぎず美味しいです。滋味溢れるおかずですね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」かぼちゃコロッケ2
大和市南林間「うつわとカフェ栞」かぼちゃコロッケ4

もともとの味が美味しいものが合わさってご馳走になっています。甘すぎず野菜の甘みでちょうどいい。じゃがいももブレンド。

和食は器を持つ文化ですよね。益子焼の、持つ人の手触りと指へのフィット感が気に入るのでは?揃ってないところがイイです。

次の写真はソース入れです。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」ソース入れ

指がスッと入る。前から使っているかのような手触りです。

ねじりこんにゃくの煮物です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」ねじりこんにゃくの煮物3

こんにゃくが器に乗って喜んでイキイキしている感じがしました。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」ねじりこんにゃくの煮物2

鰹節とこんにゃくが絶妙な合わさり方の味しみです。もう何十年も作り続けた味を出しています。

かみごたえよしです。白胡麻と出汁が美味しい。こんにゃくから滲み出たつゆも飲みました。大人になると良さが分かると思いますよ。

きゅうりの酢の物です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」きゅうりの酢の物2

かぼちゃコロッケの合間に食べるといい箸休めになります。一つ一つが丁寧に作られています。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」きゅうりの酢の物1

食べる時間が緊迫してたら食べられないし器も見えなかったと思います。器のおかげか、気持ちまで立ち止まらせてくれます。

すまし汁です。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」すまし汁2

すまし汁の椎茸とお麩がとってもふっくらです!椎茸ふわっふわ。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」すまし汁3

出汁の味がしっかり感じられます。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」すまし汁4

器比べもしました。器を持つと手に馴染みます。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」すまし汁1

こうした食事時間の満足感にため息が出ます。器ももちろんお料理ひとつひとつも味わえます。

料理の秘訣を店主にお尋ねしたら『シンプルなものほど味が難しいと思っていますが、野菜多めと決めています』とのこと。保育園の給食や、病院の食事担当を経験された今、工夫されていることです。

器の作家のインスピレーションが、使い手にも降りてくるような器選びです。

完食した後のお皿も写したくなり撮りました。器の模様が出てくるのも楽しみで食べ進めてしまいます。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」食後

栞あるあるを教えてもらいました。

「この器いいわね。」器を並べかえて「うわぁ。この感じもいいわね」とお客さんが盛り上がる光景がよくみられるそうです。

自分の発想では出てこないお皿の並べ方、組み合わせ方を試せて楽しんでいるのでしょうね。いつもの料理が新鮮な目線で見ることができるかもしれません。

料理を丁寧に作ったり、器に遊び心を持って選んだり、お店側も楽しんでいる様子。

ちょっとした心がけで日常が華やぐのかもしれません。ちょっとだとしても、受け取り方は大きく変わりますね。

お料理を下げてもらう時に、お盆のことも教えてもらいました。いい色合いの黒ですよね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」黒漆のお盆

これは八ヶ岳の工房で、手作業で20枚作ってもらった木彫りのお盆です。器が滑りにくい仕様になっているのがわかりますか?

青漆を黒漆にしたものだそうです。漆の世界は奥深く、黒の深みが美しい漆です。ぜひ皆様も確かめてみてください。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」黒漆のお盆2

さて、デザートに参りましょう。クリーム白玉あんみつです。こちらのお盆も木彫り。

ぼてっとした器に、美しい光沢のお盆で、目で見て楽しみ、あんみつも素朴な味わいで和めました。

プリンです。ちょうどお皿の底にピッタリ座っているようです。器とスイーツが合わさっていますね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」プリンアラモード

弾力ある昔ながらのプリンで、ちゃんと甘いです。

コーヒーとチーズケーキです。

今回はお盆を逆さにして見栄え良くテーブルに運んでくれました。お盆を逆さに使うアイデアが面白いです。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」コーヒーとチーズケーキ2

お抹茶点ててる気分の茶筅と、コーヒーにもご注目を。飲む動作ひとつとってもワクワクします。

グループで来店していたら、器の違いを楽しみつつ話も弾みますね。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」コーヒーとチーズケーキ4

カップを持った瞬間、感激しました。持てばわかると思いますが、ほら、見てください。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」コーヒー1

ここがフラット!これよ、この指の置き方がしっくりくるのよ、と思わず感激。

作り手が、初めから使い手の指の馴染み方をわかった上で、ものづくりをしていると感じました。日本的なんでしょう、これが!日本の精神性のものづくり。わかってなかったです、このすごさを!

大和市南林間「うつわとカフェ栞」コーヒーと抹茶パウンドケーキ

コーヒー淹れたてなのに器を愛でて、すぐに飲めません。それでも器があたたかさを保ち、香り高いコーヒーでした。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」抹茶パウンドケーキと皿

さながら鎌倉にいる気分。北鎌倉あたりの古民家、茶屋に来ていると錯覚しそうでした。

素敵な器に乗った抹茶パウンドケーキも香り高く、ひとくちをしっかり噛み締められました。

大和市南林間「うつわとカフェ栞」抹茶パウンドケーキ1

美味しく感じられる食べ方を教えてもらえる場所です。

子どもの頃から器を使うのが当たり前で育った店主は「(陶器店を営んだ目利きのお母様を通して)当たり前じゃないことに気づいて(器と料理を)勉強しています」と話します。

せっかくご来店いただいてもご案内できないと申し訳ないので、例え当日でも電話予約でお願いします、とのことです。

※お電話すると、他のお客さんの関係上ゆったりして過ごせるか教えてくれます。事前にわかれば早めの予約が良いですね。

精神的に満たされるお店です。余裕で2時間位ゆっくり滞在してしまいますよ。ぜひ行ってみてください!

「うつわとカフェ栞」のメニューを紹介!

メニューをご紹介!以下税込です!

写真タップで拡大できます♪

大和市南林間「うつわとカフェ栞」メニュー例
大和市南林間「うつわとカフェ栞」看板
大和市南林間「うつわとカフェ栞」バニラアイス1

2023年8月9月限定でランチご注文のお客様にバニラアイスクリームをプレゼントキャンペーンもあります。

「うつわとカフェ栞」の口コミ評判は?

知る人ぞ知る隠れ家レストランのためGoogle口コミはこれからです!ヤミツキヤマトSNSでもコメントお待ちしています♪

神奈川県大和市南林間「うつわとカフェ栞」の店舗詳細

スクロールできます
ジャンル和食、スイーツ、陶器販売
お問い合わせ080-5373-2812
予約可。水〜土営業時間内(11時〜17時)のお電話のみ。
住所神奈川県大和市南林間6-7-27
定休日日月火
営業時間11:00〜17:00
席数18席
駐車場あり
支払い方法現金、カード、電子マネー
WIFI
HPなど公式Instagram

今回のような良いお店を取り上げて知ってもらえるようメディア運営していこうね、と夫と顔を見合わせた取材でした。イイものを後世に伝える役目を自覚しました。

趣味の良い方に手ほどきを受けると、いいものに出会っていける。そんな食事体験ができます♪電話予約して行ってみて!

大和市南林間「うつわとカフェ栞」かぼちゃコロッケ5

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この記事を書いた人

一児の母です。子育てファミリーに優しく、都心・海・山への交通アクセスが良く、穴場の都市である大和市を応援しています! フリーランスのWEBライターとして奮闘中♪企業と消費者を繋げるような目線の記事を心掛けています。

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