大和市鶴間で1日1組完全予約限定で開催している「馬肉を食べる会」を紹介!!
鶴間駅から徒歩数分にある「おいしい馬肉さくら商店」が提供してくれる贅沢なひと時♪
日中は馬肉販売の専門店なのですが、夜になると様相はがらりと変わり、完全プライベートな貸し切りレストランのよう!!
貸し切りなので小さい子連れも大歓迎♪とのことなので、ヤミツキヤマト夫婦の娘もつれて、パンダ一家の珍しい夜の外食となりました!!
小さい子供連れでの記念日や、ちょっとした贅沢な外食にピッタリかもしれません♪
記事の後半では貸切ということで実現した、料理長への単独インタビューも掲載!!
【馬肉を食べる会】を開催する「おいしい馬肉さくら商店大和店」はこんなお店!
と、こんな感じ。
ヤミツキヤマト夫婦もこのお店との出会いがなければ、馬肉を食べる機会はそうそうなかったと思います。
そしてそして、今回の「馬肉を食べる会」での体験で馬肉の印象が段違いに変わりました。
馬刺し以外の馬肉料理を食べたのも初めてで、楽しくも刺激的な夜でした!!
「馬肉を食べる会」の詳細や予約等は、上記公式サイトより確認してみてください♪
「馬肉を食べる会」は完全貸し切りの馬肉フルコース♪子連れにもオススメ!!
「馬肉を食べる会」ですが、今回予約したのは1名税込み6,600円のさくらコース。
2時間の飲み放題つきで、以下の料理を心ゆくまで堪能しました。
- 神奈川県産のロースのカルパッチョ
- 馬肉の生ハムとアボカドのシーザーサラダ
- 馬肉ベーコンと彩り野菜のアヒージョ
- 青森県産の赤身のブロシェット
- お口直し
- 馬肉とブロッコリーのペンネグラタン
さらに一人+1,000円で、「馬刺し3種の食べ比べ」も追加可能とのことなので、迷わずお願いしました!
追加されたこの日の馬刺し3種は、
- 熊本直送の馬刺し
- 熊本県産の馬刺し
- 馬タン燻製
まずは上記Instagramで紹介した画像やショートムービーをサラッと見てみて欲しい♪フルコースです!!
うちのチビッ子には、馬肉を活用したお子様セットまで提供いただいたり、料理長とスタッフさんの優しく丁寧な接客で、娘もいつのまにかご機嫌となり、親としても様子をみていて嬉しくなりました。
そしてそして、何より美味しかった…!
馬肉といえば、「馬刺し」しか頭になかったヤミツキヤマト夫婦にとって、馬肉にこんな表情様々な味があるとは知りませんでした。
「馬肉を食べる会」の馬刺し3種の食べ比べ
まずは外せない馬刺しから紹介!!
上記写真手前が熊本直送、奥が熊本県産の刺身。大根の馬も含めてみただけで贅沢な気分になれる一皿。
ニンニクとわさびをつけて食べる。臭みのないマグロの刺身のよう。わさびと馬のお互いの甘みが出てる。ニンニク醤油が多いが、わさびと馬肉を合わせるのも新鮮。これをこれからも味わえるならまだ死ねないと思う(笑)。
「切り身と塊の両方店頭販売しているが、正直に言うと塊でいて食前に包丁で切った方が味が格段に美味しい。」とのこと♪解凍の仕方も完璧だからこその味。
馬タン燻製は、だんだん味がなくなるんじゃなくて味がずっと出てくる。
「馬肉を食べる会」のスペシャルお子様セット
こちらは、お子様連れでの限定メニュー。
料理長が娘をあやしながら、手慣れた手つきで作っていただいた品。
娘の一番のお気に入りはグラタンとのこと♪
トロトロ半熟オムレツをかけてオムライスに変身!ケチャップで可愛い顔に仕上げてもらえ、娘も大喜び♪
馬肉ハンバーグは、口当たりがとろ〜りなめらかに舌に吸い付く味。この食感のハンバーグは初めて。牛肉ハンバーグと違う美味しさ。馬の形の大根ものせてもらいました!!
小さい子供も一緒に親子で外食ディナーは難しいのでありがたかったですね。
「馬肉を食べる会」の予約がお子様連れが多いのも納得です。貸切ならではの自由な雰囲気もいいのかもしれません。
お子様セットを堪能した娘はすっかりご機嫌で、スタッフの皆さんに絡んでいたり。お礼にお手紙を渡したりいたずらしたりとご満悦でした。
「馬肉を食べる会」の神奈川県産のロースのカルパッチョ
ここからが「馬肉を食べる会」さくらコースの本格的な1品目とも言えます♪
バルサミコを煮詰めたソースをかけた馬肉ロース。噛んでも噛んでも柔らかい。舌にぴとっとします。部位は牛肉で言うサーロインあたり、腰まわりの肉だそう。ヒレになると体の中に入るのでもう少し柔らかみが増すとのこと。ヒレとロースの間くらいの柔らかさ♪
バルサミコ酢の酸っぱさがなく驚き。1本300ccを半分以下や三分の一100cc位になるまで弱火でコトコト煮詰めると元々持ってる糖分の働きでとろみが出るそうです♪旨みと甘みのちょうどいい塩梅のソースが絶妙。
「馬肉を食べる会」の馬肉の生ハムとアボカドのシーザーサラダ
続いては大ボリュームだったサラダ♪
なんとここまで前菜というのだから驚きですよね。まだまだ「馬肉を食べる会」の豪華コースはこれからです。
ソースに温玉が入って少しずつかけていくといいですよ。とのアドバイス♪こんな豪華なサラダがあるとは。馬肉の嫌味のないジューシーさ。フレッシュトマト。ピンピンしたレタス。半熟卵ソースと混じって極上の前菜。メインと錯覚する。
「馬肉を食べる会」の馬肉ベーコンと彩り野菜のアヒージョ
馬肉ベーコンという響きで既に美味しそうなのに、それが彩り鮮やかな野菜とアヒージョになって登場!!
馬肉の脂の甘さが溶け込んだ極上オイルにバケットをつけて幸せ。
ベーコンはまさかの馬肉。馬肉ベーコン!?
使っている部位は豚肉と同様のバラ肉。脂身がめちゃ甘かった。。。
こんなに美味しいベーコンが馬肉で!?目を見開いた。
「馬肉を食べる会」の青森県産の赤身のブロシェット
ここにきて登場の馬肉串。
馬肉ってもったいなくて「焼く」という選択肢をとったことがなく、「馬刺し」しか食べたことがなかったヤミツキヤマト夫婦にとって初体験の味♪
バーベキューのような豪快な串♪塩胡椒してあるのでそのままOK。もも肉。食べ終わった後もまだ唾液が出る。
「馬肉ってこんなに美味しく食べられる調理、部位があるんだ。」と、新境地開拓。馬刺ししか知らなかった人生にさようなら。グイグイいける串にお酒も進みます♪
「馬肉を食べる会」のお口直しや飲み放題
ここで「お口直し」として提供されたのが、グレープフルーツのシャーベット入りドリンク♪
会話も弾み、娘もご機嫌、豪華料理の数々にお腹も心も満たされつつのタイミングでの提供で、サッパリとまさにお口直し!!
飲み放題では、各種アルコールメニューからソフトドリンクまで豊富に注文できるので、妻は赤ワインを注文したり、私はビールを頼んだりと楽しんでいました。
こんな美味しい食事がお酒と一緒に自分の所に来てくれるなんて、今までやってきたことはよかったんだなと大人心に思ったりしました。
「馬肉を食べる会」の馬肉とブロッコリーのペンネグラタン
さてさて、「馬肉を食べる会」さくらコースのラストを飾るのは「ペンネグラタン」♪
馬肉ベーコン、チーズにブロッコリーたっぷりで。トマトとかチーズとか、何か一つが突出してる味じゃなくて全部まろやかに濃厚。ぱぁぁぁ〜っと口に広がる旨味のグラタン。満足‼
ヤミツキヤマト夫婦(アルコール入り)が帰宅後に残した感想メモを紹介
とんでもない量でひっくり返るんじゃないかと思ったけどなんだかんだ食べられちゃう。大和観光の目玉としてここをハイライトにオリジナルツアーでも計画したいくらい。馬肉のフルコースは圧巻。
馬にこんな表情色々な味があるとは知らなかった。料理長が馬の可能性の広がりにワクワクしながら料理していて、明るく楽しい店内雰囲気も素敵でした。ご馳走様です。
ふと質問すれば、フランス料理の知見を踏まえた料理の歴史も話してもらえる。料理を食べるプラスアルファ、湧き出る好奇心も刺激される時間でした。
食べて満足。知的にも満足。子連れファミリーが食育もかねて食事♪
しかも貸切!!これは斬新な場所なのでは。
家族ぐるみの社会体験とか。うまい言葉が見当たらないですが、大人になってから、もっと勉強しておけばよかったと思う人は少なくないですし、身近にこんな環境があるとは嬉しい発見でした。
「馬肉を食べる会」こと「おいしい馬肉さくら商店」さん、ぜひぜひ、大和市在住者を中心に一人でも多くの方に知ってもらいたいお店でした。
「おいしい馬肉さくら商店大和店」料理長へのインタビューが実現!!
この日「馬肉を食べる会」のメインホストでもあり、「おいしい馬肉さくら商店大和店」の料理長である吉安さん。
貸切という贅沢な時間帯ということもあり、大和市地域メディア「ヤミツキヤマト」として様々な質問をしてみました。
ここからは、少し長めですが貴重なお話を聞かせていただいたので出来るだけそのまま掲載していきます。
料理長の吉安さん、終始親身な接客をしてくれたMさん、ありがとうございました。
それでは独占インタビューのスタートです!!
「おいしい馬肉さくら商店大和店」について
御社では馬を一頭買いしているとのことですが、一頭の馬をどのように商品化しているのですか?
生産者との信頼関係が第一ですね。
部位だけ取っちゃうと余りが出る。人気がない部位だけ残っていく。
それでは生産者さんにメリットがないし、それが残っているからすぐに育てられないとなる。1頭買ってくれるならと、生産者は安心して次の1頭を育てられますよね。
ちなみに、食べられない馬の脳に関しては、医療など研究用に使われているそうです。
人が食べない部位がペット用や化粧品の馬油などになっているそうで、「おいしい馬肉さくら商店大和店」でもオリジナル化粧品リリースに向けて準備中との話も伺えました。
大和店OPENはコロナ禍だったと記憶していますが、なぜ馬肉専門店を開店しようと考えたのですか?
これは私ではなく、弊社代表の言葉となりますが、
「鶴間駅前のライラック通りがシャッター街で、S27年に代表の祖父が現在の場所で材木店を始めたという縁もあり、子どもの頃の盛り上がりを取り戻したいからここにしました。
それに加えて親戚の牧場がコロナ禍に潰れてしまったことも重なり、牧場を復活させたい。」という地域創生の理念からですね。
「馬肉を食べる会」について
「馬肉を食べる会」について、おすすめポイントなども知りたいです!!
馬の食べ方といえば馬刺しじゃないですか。それしか出てこないほど。せいぜい、さくら鍋もあると言えるぐらいが一般的な認識だと思います。それ以外の馬肉の食べ方を知ってもらいたい気持ちからスタート。イタリアとかでは食べられているけれども日本では正直馬肉はメジャーじゃない。日本で食べ方を知ってもらいたい。
またジビエとも違うことを知る機会にもなると考えました。ジビエ料理だと野鳥や野鹿といった野山を張り切って駆け回った獣なので(笑)
いい意味で匂いや臭みなど何らかのクセがある。癖が好きな人もいますよね。
それに対して意外と馬肉ってクセがないんです。牛肉とはまた違い、クセがない馬の肉は食材としても食べやすいなと。食材として向いているなと。 筋トレする人向けにはタンパク質が取れて、脂質が少なく、健康にも良い所も推せますね。また女性に対しても、美肌効果がある点はお客さんに響くのではないでしょうか。
アヒージョに出た馬のベーコンにも、こんなに美味しいのかと。馬ってこういうお肉なの!?って衝撃を持って食べられました。油もしつこくない。焼き串であるブロシェットを食べたときすごくおいしかったです。
焼き串として普通の牛肉や豚肉はある程度火を入れますよね。牛肉はレアやミディアムもありますが。馬は周りを炙って香ばしさを出して食べるのもいいので出してみました。
焼き串をテイクアウトして家でも食べたいと思いました!
一串で、生っぽい風味と焼きの風味の両方を味わえるようにしてみました。焼き鳥ではなく、焼き馬ですね。
香ばしさも出す位でちょうどいい感じになりますし、小洒落た感じになります。
店頭では、馬を切って出来合いの商品を並べて売っていましたが、売るだけじゃなくもう少し踏み込んで提供したいと考えました。
そこで独立した飲食店のOPENを視野にいれた提供の場として開催しているのが「馬肉を食べる会」ですね。
飲食店に小さい子を連れてディナーなんて、なかなか気後れして行けなかったです。他のお客さんにも迷惑になってしまうだろうし。なので馬肉を食べる会に他のお客さんの目を気にせず行くことが出来て、しかも吉安料理長やMさんが子どものおしゃべりにも付き合ってくれるので本当に安心して外で食べることが出来ました。
馬肉は大人が主役になりがちかと思ったのにそんなこともなくて。そういう点でも皆さんに知ってほしいなと思います!!
例えばレストランは金曜夜とかは大人の時間みたいな暗黙の了解があったりするじゃないですか。ディナーに子ども連れもいますが、子どもに聞かせられる話じゃないなとか周りも気を遣っていたりしますしね。
馬肉の場に子どもなんてと思いましたが、連れていってよかったと考えが変わりました。家族連れで自由にいられる飲食店ですね!!
同僚同士や、大人の接待で使ってもらってもいい。美味しかったから今度は家族で来たいと派生していくのもいいですしね。
飲食店スタートさせると馬肉を食べる会はなくなっちゃいますか?
少し形は変わりますが、個室のパーティープランを作ったりといった形で続けていくと思います。
個室があると安心です。ホームパーティーに抵抗がない人はいいけれど、そうじゃない人だと家じゃない場所で集まりたいなと。個室でホームパーティーみたいにできる場所はありがたいです!!
家族同士が仲が良くて個室で、とか。土曜の夜にみんな周りがお酒を飲んでもいいし、お父さんお母さんもお酒を飲みたいじゃないですか、馬肉を食べたいじゃないですか。
鶴間付近はどちらかといえばベッドタウンで職場関係の来店より家族連れが多いので、どんどん日曜とか日曜夜でも気軽に使ってほしいですね!
「馬肉専門通販サイト」や今後の展開について
2022年末に公開された馬肉ネット通販サイトと鶴間の販売店舗の違いや、こんなお客さんに知ってほしいなど魅力を教えてください!
ECサイトと店舗の大きく違うところは、ECサイトは遠くからでも買えること。
店舗の近くのお客様の場合は、雨が降ったり台風が来たり、大雪が降ったりするとどうしても店舗に行きにくくなってしまいますが、ECサイトではそういった状況を気にすることなく来店ができます。
お店側のメリットとしては、悪天候の時に売り上げが落ちると言うことがなく、売り上げをカバーできます。
また販売店舗のメリットとしては、お客様の声を直接聞けること。こちらからもこういう食べ方もできると言う提案を接客を通してできることは大きいですね。
ECサイトと店舗それぞれに一長一短がありますね。
補完し合う立場になるようにしていければと思います。
最後に御社の今後の展開など伺いたいです!!
これは私だけではなく、代表をはじめ社員一同の考えや想いとなりますが、馬肉を楽しむ飲食店をこのライラック通りを中心に開きたい。鶴間中心に。桜鍋や馬肉しゃぶしゃぶなどを楽しめるようにしたい。代表が昔、某しゃぶしゃぶ店で働いていたのもあるので、絶対の自信を持っていますね。そういう背景もあります(笑)
料理長としては馬肉のジンギスカンがいいんじゃないかなと考えたりしています。油がうまく落ちるように夏はジンギスカンで、冬はしゃぶしゃぶのイメージ。
洋食だけれども、イタリアンの要素を入れた馬肉パスタとか。フレンチ畑だがイタリアンレストラン6年経験あるので。馬肉の裏メニューになるかもしれないけれども、現時点ではまだ確定情報としてはお伝えできないのが残念ですね。
共通して言えるのは「他では味わえない馬肉料理を研究して提供していきたい。」ですね。
愛犬用のジャーキーをお店で調理して無添加で提供するとか、自家製として無添加と胸を張って言えますし、お客さんにも安心して買ってもらえますよね。
一頭買いしてる手前、余すところなく馬肉を使うことができるので♪
一頭買いを体現している!!冒頭の話につながりますね。
吉安料理長、めちゃめちゃ内容濃いインタビューにしていただいてありがとうございました。
ほかにもプロの料理人からみた子供の食育についてや、仕事への向き合い方、考え方、フォンドボー、子牛のディナーカレーとか。デミグラスソースは昔の作り方などなど。
ヤミツキヤマト夫婦はもちろん、娘もいれて家族3名が大満足な「馬肉を食べる会」&インタビューでした。
「馬肉を食べる会(おいしい馬肉さくら商店大和店)」の店舗詳細
馬肉を食べる会の予約は公式サイトかInstagramから受付中とのことです。
ぜひぜひ、美味しい料理と料理長やスタッフの方との会話も楽しんで欲しいですね。
ジャンル | 馬肉販売&貸切飲食 |
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お問い合わせ | 046-244-3257 |
住所 | 神奈川県大和市鶴間1-3-3 |
定休日 | 年中無休 |
営業時間 | 11:30~20:00 馬肉を食べる会は19時~ |
席数 | 4席ほど |
駐車場 | あり |
支払い方法 | 現金、カード、QRコード決済ほか |
WIFI | – |
店舗HP&ECサイト | 公式HP |
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