大和駅に昭和の人情と風情を残した老舗そば屋があるんだよ!
その名は「そば割烹 ふる里」!ほっこりする和風のお店です♪
大和駅南口から徒歩2分にある「そば割烹 ふる里」を紹介していきます!
大和駅から徒歩2分!「そば割烹 ふる里」ってどんなお店?
相鉄線、小田急江ノ島線大和駅南口徒歩2分、小田急マルシェから南に出て1分で着いてしまう駅近の割烹そば屋さんです。
小田急線線路下の駐輪場が目の前。
1990年3月12日開店し、創業30年以上!!
歴史が刻まれた跡がそこかしこに見られるのもふる里の見どころ。
実は、おばあさまの代の1973年頃から炉端焼き店を営まれ、家族代々で50年近くこの場所で商売をしている歴史あるお店です。
「そば屋とは 風流楽しむ 酒処」の木の看板を表に掲げ、いつも元気に営業中です。
店内は横長。入り口がカウンター7席、和室4席、掘りごたつ席4席×2で19席。お客さんですぐ埋まってしまうかもしれません。
そして風情あるカウンター席はこちらです!
自慢のお蕎麦は大釜で茹でていて、こまめに産地を変えておいしい旬の蕎麦粉を使用。
北海道の新蕎麦、福井県大野市産、福島県会津産、茨城県八千代町産常陸秋そば、群馬県上州沼田産など色々あります。
そば屋なのにそば以外も充実していて、ふる里で提供されるお魚メニューも注目度が高いです。
佐島の鯵とか、タチウオとか、キンキとか、天然真鯛とか、のどぐろとか色々!
ふる里のランチは定食だと最後にお蕎麦もつきます。
出されるご飯は約40年物の文化鍋で直火で炊いたもの!
手間もそうですし、炊飯鍋の物持ちの良さにも驚きますね。
2021年末は限定200食の2人前年越しそばが完売したほど、ふる里を支持するお客さんに支えられる名店。
やまと食の応援団加盟店です。
つまり、野菜が取れて栄養バランスの良い食事で、幅広い年代が楽しめるお墨付きを得ているということ♪
駅からすぐ着く位置なのに、歴史を残し、おそばと魚とお酒が美味しくてほっこりするお店です。
ディナータイムに「上喜元コース」を堪能!!夫婦大満足のご馳走でした。
予約時に、好き嫌い&アレルギー有無と、大皿での提供シェアOKか確認がありました。今回シェアOKなので一緒のお皿で出してもらいました。
全部おすすめですが、特におすすめは、シェンロン(神龍)級のたちうお。
海で会ったらきっと迫力に驚く指6本の太さ。2kgもあった大物。釣り人なら凄さにピンとくるでしょう。
超ざっくりな目安ですが、たちうおの重さが1.2Kg以上と指5本以上の幅でドラゴンと称すようです。
いい仕入れがあった日の訪問で幸運でした!
Instagram本投稿3枚目で、耳を澄ませて切り身を切るところを見て!小さくパリパリと皮が裂け、ふんわりした白身から魚の脂が滲み出ます。
骨ごと食べられ、箸が止まらない。お魚をこんなに美味しく食べられる場所があるなんて、感激しますよ。
ちなみにこの日のオススメメニューはこんな感じ
- 本まぐろ刺 1650円
- 地だこ刺 1100円
- かんぱち刺 1320円
- かき酢 880円
- ハマグリ酒蒸 1320円
- かにみそ 880円
- しおから 550円
- あなご天ぷら 1100円
- たちうお塩焼 2650円
- ぶりかま塩焼 1320円
- ぶりかま煮付 1320円
- 真だらの煮付 1320円
- 塩サバ 880円
- アスパラバター 880円
- 地どり鍋(1人前) 1320円
ここから、太刀魚以外のコース料理を紹介♪
まずは長芋のたたき。
醤油かけずにそのままでいただける。釜で焼いた岩のり。
緑と赤のスプーンで粋な組み合わせ♪
1品 目から、これはこの後楽しみすぎる~♪と夫婦で唸りましたね。
二品目はお刺身!「本まぐろ刺、地だこ刺、かんぱち刺」
たこはわさびだけでも十分美味しいお刺身。
写真でどこまで伝わるだろうか。
とろみのある舌触りと甘みの広がる味わい。
三品目が「太刀魚」で、四品目がなまのタラの煮付」。
これも美味しかった!!
海が育てた恵みを余すところなくいただきました。
川魚かと思うほど、ふわっとした白身の淡白さとぶわりと♪
旨みの種類がこれほどあるとはと舌を巻きました。魚の旨みを伝える言葉が足りない!
旨いんですが、どの魚も全て旨みが異なる。もうお見事としか言いようがないです。
食べ物がイキイキしてる。これを食べたら元気になる!!
煮付けの汁は甘辛目。真だらの素直な白身の旨みが生きて、濃すぎない煮汁。
主役を生かす煮汁になってる。この味の収め方がすごい。うなる。
五品目はハマグリ酒蒸。
疲労回復にもいい。はまぐり。
争いごとにならないように分けやすい数で出してくれました。
貝に残った酒蒸しの汁も飲み干す旨味!!
ちびりと日本酒を飲んだような満足感が駆け巡りましたね。
多分ですが、ハマグリや真鱈や太刀魚が本来持つ凄まじい旨みを、素直に残して料理にしつらえたのでは?
ちゃんと素材の声を聞いて料理に手掛ける。
だから、素直にうまい。人が生きて、ただ食べているだけで十分恵みを噛み締められますね!
不機嫌な人がここへ来て食べたら、不機嫌さがすっ飛んでいくかも♪
六品目は天ぷら(海老、大葉、あなご)。
天つゆも飲み干せる、ほどよさです。いい塩梅♪
文句なし!ハート型の塩にダイブ!遊び心を感じます。
天ぷらを持つと、パリっさくっ感。
あなごは大ぶりなので箸で持ち上げるのも一苦労しました。
否が応でも期待感が高まる。
七品目は「生ワカメの地鶏鍋」。
三陸沖の旬の生ワカメをその場で投入!
入れるとちょうど色が緑に変わるので食べ頃に!見ていても楽しい鍋です。
まずはスープから!味付けは醤油とお酒のみで、野菜や鶏肉からの出汁がしっかり♪
お醤油の感じが和らげられてるので醤油が入っていると気づかないです。
最初にインパクトがあると二口目、三口目に飽きてくると大将は言います。
一口目にインパクトがない味はずっと食べていられるし、段々美味しくなってくるそうです。確かに!
もちろん完食です!!
見て、この透明感。とてつもない旨みを秘めています♪
「押しの強い濃さよりも、軽い口当たりで長く楽しめる」と言う大将の言葉に納得。
最後の〆は3択!鍋で雑炊、うどんor蕎麦。
雑炊が一番人気とのこと。
生わかめは今の時期だけなので雑炊を選ぶ方が多いらしい♪
ただ、この後の予定があり、時間が迫っていたためくやしいながらも蕎麦をチョイス。
さっぱりと蕎麦を啜れてこれはこれでちょうどいい。雑炊も試したかった〜!
蕎麦つゆは濃いめなので全部つけるよりも蕎麦の1/3つけるのがおすすめの食べ方ですが最終的にはお好みでお召し上がりくださいとのこと。
もりそば。もう〆が食べられないくらい満腹でもお蕎麦なら、胃袋にするするっと入る!
そして、そば湯で本当に〆。なんて贅沢なコース♪
上喜元コースの名にふさわしい贅沢なひと時でした。
一人でも宴。
二人で行けばもっと宴。二人連れで行って大正解でした。
ご馳走様でした。
終始、感嘆しっぱなしの宴。忘年会でしたっけ?すごいねぎらわれている気がしてくる。これは、ぜひ行って味わってみてほしい。
日本酒をちびちび飲みながらお魚をつまみ、蕎麦だけじゃない「そば割烹 ふる里」の実力を思い知りました。
ふる里さんのコースで初めて「太刀魚」を食べた時に思い出したのが、過去にヤミツキヤマト夫がランチで訪れた時、ふらりと現れた1人の男性が慣れた様子で、一番高いたちうおの定食を注文。
大将に全幅の信頼を置いてお任せしてしまう、余裕の空気感に「いつか俺も食べてみたい」と、たちうおへ憧れを抱きました。
今回、良いものを知ってそうなお客さんが食べてきた、大将自慢の料理をとうとう食べることができた。感動もひとしおでした。
たちうおを提供する大将も、まさに、磨かれ続けた目利きの余裕で出してくれました。
ヤミツキヤマト夫の憧れが現実に繋がった日。ご馳走様でした!
今回堪能した上喜元コース以外に、中喜元コース(4,500円)、ご喜元コース(3,500円)がありました。
7,000円以上のコースは要予約とのこと♪
「そば割烹 ふる里」は旬のそばが風味良い♪そばつゆ濃いめがナイス!
そば屋に来たら、たらふくそばを食べたかったので、ランチメニューじゃなく、山菜おろしそば950円の大盛り+300円を注文しました。
温そば、天ぷら定食や刺身定食、焼魚定食にも心惹かれ、散々悩みました!次回ランチでトライします。
山菜おろしそばはこちら。
山菜がこれでもかって量入ってます。ゼンマイ、わらび、たけのこ、きくらげなどがたんまりと。
おつゆが濃いめにできていて、ちょっとつけるくらいがおすすめと案内を受けました。
好みもあるでしょうが、私には濃いめが良かったです。山菜おろしそばには大根おろしがあったから!
だば〜っとかけて、大根おろしにも浸けます。
すくってずるずるずる〜っとすすります。
暑い時にこれ以上ない冷たさと喉越しと風味!
白系あっさりめのそばは、風味は柔らかく、麺自体の歯触りはざらり。ほどよくコシがあります。
口の中、鼻に通る風味、脳みそじわじわ。顔全体で味わえましたね。
訪問日は群馬県上州沼田産の蕎麦粉でした。おいしい旬の蕎麦粉なんですね。
大盛りにして結構お腹いっぱいになれたので、次回からも通常メニューのそばは大盛りにします♪
ヤミツキヤマト夫は刺身定食を注文。
この日の刺身はカンパチとカツオ。
お魚もうまいと定評のあるふる里。カツオの風味と味がじわじわっと来ました。
カンパチのさっぱりした脂の味とぷるっとした食感。
それを美味しく炊いたご飯と一緒に食べる。
定食におそばがつくのは、おそば屋さんならではですね。
少しお裾分けされて食べましたが、すっと喉におさまっていく冷たくて美味しいおそばに、しばし惚けました。
そば湯が到着しました。
そばつゆにかけてみます。
もうどんな味がするんだろうとワクワクします。
飲んだ瞬間に、ハッとした表情になったヤミツキヤマト夫。
「飲んでみて」と渡されて飲んで、私もハッとしました。これは!美味です。
年月を積み重ねた和風の雰囲気漂うそば屋で、絶品のそばをいただけました。
来るお客さんとスタッフの人情あるやり取りもホッとさせられます。
そば割烹 ふる里は、お店のやることは黙っていてもわかるだろじゃなく、わかってもらう努力をされています。
お店のInstagramが丁寧で、常連さんもご新規さんもふる里に入店しやすい空気を作っていらっしゃる。
古くて人情深いのが、新しいSNSで伝わる。ふる里からいい世の中の流れを感じました。
ぜひ確かめに行ってみて下さい。
ランチの天丼はつゆだく!脂が乗った塩サバ定食も垂涎もの♪
近くで働く人達が開店直後から続々と来店し、あっという間に盛況。変わらずの人気ぶりです。
今回はヤミツキヤマト夫婦で訪問。入り口横の小上がり二人席に初めて座れました。
お昼の天丼と、塩さば定食を注文。
天丼は海老3つ、ナスとかぼちゃと大葉と大盤振る舞い!
つゆだくの白ご飯にもご注目です。
天ぷらのえびは、衣に隠れてわかりにくいですが丸々と太った身です。
途中に食べるお漬物が上品で絶妙な浸かり具合。
つゆがよくしみた衣は、油が重くなく胃にしっとりと落ち着きます。
プルンプルンのナスもしっとりしています。
次は塩さば定食です。
身がふわふわ、脂がたっぷり乗ったさばなのがわかりますでしょうか。
白ごはんは柔らかくツヤツヤ。
付け合わせの長芋がちゅるんとして美味しい。ご飯に乗っけて口にかきこみたくなる風味です。
そして塩さば定食のような、ふる里の焼き魚定食にはミニそばが付きます。
今回のお蕎麦は令和4年産夏新そば会津、いいで山麓産。
店員さんは私たちが前回食べた頃のお蕎麦を覚えていてくれて、きちんと案内してくれました。
前回と蕎麦粉が変わって、会津になったのでおつゆも蕎麦に合わせています。
ゴツゴツしたそばに、キリッとしたそばつゆがよく合う!
一気に食べちゃいます。もっと欲しくなりました。蕎麦単体で大盛りにしたいくらい!
店員さんのちょっとした笑顔と声掛けに、力がチャージされるランチでした♪
大和駅から徒歩2分!「そば割烹 ふる里」のメニューは?
メニューをご紹介!以下税込です。
写真をタップすると拡大します。
お客様の苦手な物アレルギーなどを聞いてから、その日に入荷した材料でマスターが最高なお料理を提供していくおまかせコースが人気。
有名どころのお酒はもちろん。知られていない旨い日本酒も仕入れているそうです。
年越しそばは2022年5月時点ではこんな案内が出ています。
「そば割烹 ふる里」の口コミ評判は?
Instagramで紹介したら「そば割烹ふる里」さんから直接コメントをいただきました!!
いつもありがとうございます!!
こちらこそありがとうございます😊お蕎麦はもちろん居心地の良い時間も楽しみです♪また伺います❗️
家の奥さんがお魚好きだけど自分はあまり食べませんが2人で行きたいです!
もちろん無理にとは言いませんが、もし奥様と一緒に食べたら新たな楽しさと美味しさに出会えるかも😁と思います💡ふらりと立ち寄ってみて下さい🥢🍶🐼✨
うわ〜!この太刀魚はうまそげすぎです!いつも情報ありがとうございます!
うまそげすぎ、いただきました🥳♪本当に良かったですよ〜、旨いのなんの😋🐟ぜひ言ってみて下さい👍
神奈川県大和市中央1丁目の「そば割烹 ふる里」店舗詳細
ジャンル | そば |
お問い合わせ | 046-263-2389 |
予約 | 可 |
住所 | 神奈川県大和市中央1-3-3大和ビル1階 |
定休日 | 日曜 |
営業時間 | 11:45〜L.O.13:30/17:00〜L.O.22:00 そばが終わり次第終了 ランチは子連れ可能。ディナーは喫煙可能です。 |
席数 | 19席(カウンター7席、掘りごたつ8席、和室4席) |
駐車場 | – |
支払い方法 | 現金 |
WIFI | – |
HPなど |
昭和の和風ってこんな感じっていうのをそのまま残している蕎麦屋!
絶品そばとそばつゆも良し、魚もよし、昼も夜もどちらも立ち寄れるね♪
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